1月13日は遺言の意味を考える日ー仕事の最終目的
朝礼ネタ5312 2022/01/13 1月今日は何の日?1月13日は「遺言の意味を考える日」とされています。民法では、自分の死後、自分の財産をどのように分配するか、遺言書を作成することによって遺族に指示することが認められています。
相続人が多数いた場合や遺産の内容が多種な場合、相続人が遠隔地に住んでいる場合などでは、遺言書があることによって遺産分割が円滑に進むようになります。
そして、被相続人に遺言書があった場合、相続人(遺族)は原則としてその遺言書の内容に基づいて遺産を分割しなければなりません。ただし、相続人全員の合意があれば、遺言書の内容と異なる相続が認められます。
ところで、最近は遺言書の作成を含め、自分の人生の最期を迎えるための準備を生前の内に行う「終活」がブームになっています。終活とはその言葉通り、人生としての活動の終焉を意味します。
終活では例えば、遺言書の作成の他、身の回り品の整理や保険などの契約の処理、終の棲家(ついのすみか)の用意、葬儀や墓の準備などを行います。
さらにもう1つ、終活の重要な役割として自分の最期を考えることで、今を「より良く、自分らしく」生きるように目指すことが挙げられます。目的を持つことで、惰性ではなく、有意義な人生を送れるようにします。
ちなみに、終活という概念は何も人生の最期に限ったことではなく、仕事の最後にも流用できます。自分の仕事の最後の姿を思い描くことで、日々の目先の仕事に追われることから脱却できます。
充実した仕事を実現させるためにはより良い計画を立て、それに向けた確実なスケジューリングが重要になります。