1月5日は一期一会の日-ジラードの法則で顧客開拓
朝礼ネタ5301 2022/01/05 1月今日は何の日?1月5日は「いち」と「ご」から「一期一会の日」とされています。
一期一会は仏教の言葉で、「一期」は生まれてから死ぬまでという意味であり、「一会」は主に法要などの集まりを意味しています。
現在、一期一会という言葉は『生涯に一度しかない出会いと思って、どんな人に会ってもその機会を大切にしなさい』という教えと解釈されています。
ところで、一期一会という言葉は営業でも活用できます。
販売業やサービス業では、初めてのお客に接することが少なくありません。
その出会いがクレームだったり、理不尽な要求だったりすることもあります。その際に、冷静に且つお客の要望を上回るような対処をすると、そのお客がリピーターに変わることがあります。
実は、アメリカに「世界ナンバーワンのセールスマン」として、ギネスブックに認定されたジョー・ジラードという人がいました。
ジョー・ジラードは車のセールスをしていましたが、その販売台数は1日で最高18台、1ヶ月では最高で174台を売りさばいたそうです。
一般的なセールスマンの1ヶ月の販売台数は5台程度のため、ジョー・ジラードは30倍以上という驚異的な実績を誇っていました。
そのジョー・ジラードは「ジラードの法則」と呼ばれる名言を残しています。
その内容は『人は平均して250人の人間とつながりがあり、その250人もそれぞれ250人の繋がりを持つ。』というものです。
つまり、1人に不快な思いをさせると、250人の敵を作るということです。逆に、1人に喜んでもらえば、250人の味方ができます。
たった1人と思わずに、250人を相手にしていると思うことが、営業における成功への近道と言えます。