強い意志を持って取り組む大切さ
朝礼ネタ5271 2023/02/06 心理・メンタル名言・格言何かをしようとしても、「面倒だな、億劫だな」と思ったとき、私の座右の銘「為せば成る」を口に出し、気合を入れます。
面倒だと先延ばしにすると、あとでさらに面倒なことになり、終わらせられるときに終わらせてしまったほうが楽です。
江戸時代、現在の山形県にあたる米沢藩の藩主、上杉鷹山(うえすぎようざん)が詠んだ、「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」が語源です。
何事もやればできる、やらなければできない。やろうとしないからできない」という意味があり、「やろうとする強い意志があれば、どんなこともできる」という叱咤激励の言葉です。
借金まであった藩の厳しい財政を立て直し、鷹山公は領民が豊かに暮らせるようにさまざまな事業に取り組みました。
自ら積極的に産業や農業に取り組み、領民と一丸となり藩を豊かにしていったことが功を奏し、鷹山公が亡くなる頃にはほとんどの借金が返済されていました。
そんな偉大な人が発した言葉だと知り、改めて諦めずに取り組んでいくことの大切さを学びました。
日々生きていく中で、どんなに頑張ってもできないことがたくさんあっても、やらなければ何もできないうえ、成功も失敗もありません。
悲しいことであっても、「失敗したことが糧になればいい」と思っている私は、反省はするものの後悔しないように心がけています。
「できない」と嘆くのは、まさに「為さねば成らぬ」です。
まずやってみること、できないなら、何が悪いのかを考えて改善していけば、いつかきっとできるようになるはずです。