山本五十六の名言より 「やってみせ、・・・」
朝礼ネタ5206 2022/11/11 ビジネス名言・格言皆さんは「山本五十六(やまもといそろく)」という人を知っているでしょうか。
第二次世界大戦の時の日本国の連合艦隊司令長官で、戦死後は元帥海軍大将になられた方です。
この方の言葉に「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」というのがあります。
これは「人にものを教える」場合の考え方を如実に表しています。現代流にいえば「部下の指導育成」とか「仕事(業務)の教え方」といったことになるでしょう。
皆さんは部下に仕事を教える場合にどのようにしていますか?
「やってみせ」とは、まず仕事を知らない部下に自らが実際にやって手本を見せることで仕事の内容を理解させます。
次に「言って聞かせ」とは、仕事の手順やポイントをわかりやすく説明することで仕事を理解させます。
その次に「させてみせ」とは、その仕事を実際に部下にやらせてみます。そして間違えている所や不安な部分はしっかり教えます。
そして「ほめてやらねば」とは、仕事を覚え、出来るようになった部下をしっかりと褒めてやります。
「人は動かじ」というのは、部下に仕事を教える時は自分がやってみることで手本をみせ、次に言葉で手順やポイントを説明し、その後にしっかり理解しているか部下にやらせてみます。そして上手く出来ればしっかりと褒めてあげることです。部下は褒められることによってやる気(モチベーション)が上がってもっと前向きに行動するようになります。
どうですか、部下の指導(育成)方法になっていると思いませんか。昔も今も部下の指導育成の方法に変わりはありません。とてもポイントを付いた言葉だと思います。
私自身この指導方法はとても大切にしてきましたし、組織で働く人すべてが知っておくことが大切だと思っています。
また、部下という言葉は、そのまま後輩という言葉にも置き換えられます。
部下や後輩のいる人や人に仕事(作業)を教えることはどの人にもあると思います。ぜひこの言葉の意味をよく考えて行動に移してもらえればと思います。