面接官との雑談について考える
朝礼ネタ5202 2022/11/07 心理・メンタルコミュニケーション面接対策といえば、志望動機や自己PRをきちんと話せるようにすることです。予め文章を考えて暗記したり、自然に話せるように練習したりしますよね。
しかし、それだけではうまくいかないのが面接です。面接前に関係ない話をふられて困ってしまい面接じたいがすべて雑談で受け答えができなかった。こんな経験を持つ人も少なくありません。
雑談は、学生をリラックスさせるものだといわれます。もちろんその通りかもしれませんが、実はそれだけではありません。いくら志望動機が完璧に言えても、雑談で失敗すれば合否に影響があることを忘れてはいけないのです。
なぜ雑談するの? 雑談であなたが分かる! 理想の雑談とは? 意外と重要な雑談について、考えてみましょう。
まず知っておきたいのは、雑談力は社会人の重要なスキルだということです。
例えば営業職の場合、お客様と雑談の一つもできないと話になりません。話しにくい人と、商談を進める気にはなりませんよね。
営業職に限らずどんな仕事をするにも、お客様や同僚や上司と話しをする必要があります。そのために必要なのがコミュニケーションであり、信頼関係を築くために雑談が重要な役目を果たします。雑談は、企業同士、部署同士、職場の中の人同士を円滑につなぐために必要不可欠というわけです。
雑談できる学生のほうが企業としては望ましいでしょう。雑談することで面接官が見ているのは、あなたのコミュニケーション能力です。決まった質問に答えられるだけでなく、突然ふられた話題への受け答えができるか。会話のキャッチボールができるか。こういった、対応力が試されているわけです。