名言から見た論破について思うことを紹介
朝礼ネタ5193 2022/10/28 心理・メンタル名言・格言最近、ネットやメディアなどで「論破」という言葉を目にします。
相手を黙らせるくらい言いくるめる行為を言うそうですが、これは仕事であまりすべきことではないと考えています。
アイルランドの劇作家、ジョージ・バーナード・ショーという方の名言に「相手を黙らせたからといって、相手の意見を変えさせたわけではない。」という言葉があるからです。
確かにほかの部署や同僚、あるいは顧客との会話で相手を言いくるめて論破することに重きをおく節があります。
しかし、そういった行為を行っても決して相手は心の奥底から同意したというわけではないのです。
むしろ、言いくるめられたことによって、より不快な思いをし、将来ネガティブなものとなって、論破したこちらに跳ね返ってくるでしょう。
そういったことにならないためにも、安易に論破を試みるのは危険だと思います。
では、どうすればいいのかといえば、相手の言い分をしっかり聞きましょう。
不満を言ってきた場合は、言いたいことを言いたいだけということも珍しくないからです。
可能であれば、メモなどで記録することもおすすめです。
メモで記録することによって、相手の求めていることが、こちらである程度譲歩できる発見もあり、それによって相手を納得させることができるからです。
相手を納得させることで、こちらの提案も通りやすくなり、円満に、真の意味で論破できると思います。
私の話に異論がある、論破したいという方もいるかもしれませんが、譲歩できる部分を譲歩した上で提案することで、スムーズに私との会話ができるようになるでしょう。
職場のためにもまずは相手の話を聞いて譲歩するのがおすすめです。