このくらいでOK、で本当にいいのでしょうか?
朝礼ネタ5148 2022/09/13 名言・格言自己啓発仕事に慣れてきたり、同じルーティンで仕事を繰り返していると、ついつい妥協点というものを探りがちになってしまう自分がいます。この辺りまでやっていればみんな困らないし、ある程度満足してもらえるだろうから、そろそろ落としどころかなと。
もちろん納期やコストパフォーマンスという視点からすると、意識すべきポイントの1つではあります。しかし、そのように考えてばかりいると、成長がなくなってしまっているのではないかと、ふと思ってしまうときがあります。
さて、みなさんは大山梅雄という人物をご存じでしょうか。この人物は小学校卒業後、丁稚奉公をしながら大学を卒業、大山製作所を設立しました。その後、様々な企業の再建に携わり、1975年、株式会社ツガミの社長に就任後には当時30億円もあった累積赤字をゼロにするという偉業を達成した実業家です。生涯で17社もの企業を再建し、昭和の再建王とも呼ばれています。
この人物の言葉の中で、直球で分かりやすく私が好きな言葉があります。少し長いのですが、それは次のようなものです。
「できない、もうこれでいい、やるだけやったと言うな。これでもやり足りない、いくらやってもやり足りない、と思え。一心不怠に努力すれば、努力した分だけ必ずよくなる」
その通りですよね、と思わずこたえたくなる言葉ではないでしょうか。現状を常に見つめなおし、これでいいのかと確認するためにも、妥協に慣れてきたころに向き合いたい言葉だと思い紹介させて頂きました。