はがき一枚から見ることのできる企業体質
朝礼ネタ5129 2022/07/30 社会・経済心理・メンタルインターネット上で何でもできる時代になったにもかかわらず、どういうわけか未だに日本多くの企業でははがきを使い続けています。
この前私のもとにもある企業から株主優待の品を選択するハガキが届きました。最近の企業の中にはハガキでの返信だけではなくインターネットで優待の商品を選択できる企業も増えているにもかかわらず、この企業はハガキのみで、しかもそのハガキの返信期限が以上に短いものでした。
百歩譲って返信期限が長いものならばはがきのみでの返信でもまだ許せるのですが、返信期限が短いものは郵便事故等もあるので、インターネットによる方がより低コストであり、そして安心できるものなので、ある程度以上の規模の企業ならばそれを採用すべきです。
しかし、日本の多くの企業は慣習なのかどうか知りませんが、そのほとんどはハガキのみです。そのような企業というのは企業体質が古い企業なので、これから世界に打って出るという気概もないもない企業であり、私としてはいくら現在のその企業の業績は悪くなくとも今後投資し続ける株に値するかと言われればこのような企業はちょっと考えた方がいいのかもしれないと考えます。
このように企業への投資とは決算書だけ読んでも見えない部分がその企業の株主優待などの返信ハガキ一枚からも読み取ることができるので、なかなか奥深いものだと思います。
ちなみに、私はこの企業株式をすぐに手放しましたので、その後のこの企業の株価は知りません。