雑用の雑とはどういう意味なのか
朝礼ネタ5110 2022/07/11 心理・メンタルよく雑用をやらされる、といった言い方をすると思います。雑用とは仕事に当てはまるかさえ怪しい誰でもこなせる用事という意味ではないでしょうか。
では雑用の雑とはどういう意味なのでしょうか。雑に取り組んでいいということかと言われればそうではないと思います。
私はその用事を雑用と思っている人の心のことを指しているのではないかと思います。
例えば書類をコピーする作業ですが、一見すると機械の操作を覚えれば誰でも出来ますし、誰がやっても同じになります。
しかし、やろうと思えば差別化をすることは可能なのです。
それは書類を渡すときがポイントです。
上司に提出するのならばハキハキとした態度と声で「コピー終わりました」と両手で上司に差し出すと丁寧に感じてもらえるかもしれません。
そこで雑用なんて、といった考えでは適当に渡してそれで終わりです。
雑用だと感じた瞬間にその仕事は雑用になってしまいます。
結局は自分の気の持ちようなのです。
しかし、雑用か任された仕事かどちら寄りに考えるかによってその仕事に対する力の入り方も変わってくるのです。
たとえ簡単な作業でも、いかに自分が一生懸命になれるかが大切なのです。
雑用だと考えてしまう方は自ら仕事のやり甲斐をつぶしてしまっていることと同じなのです。
どうせ仕事をやるならあまり後ろ向きにならずに、明るく楽しく取り組みたいですから、雑用だとは思わずにまずは一生懸命に取り組んでみてはいかがでしょうか。