あなたも「朝礼のテーマ」を考えてみませんか?
朝礼ネタ5092 2022/06/23 自己啓発コミュニケーションこうして会社の朝礼に接しておりますと、ここでお話をするテーマに悩んでしまうことがあります。
会社で朝礼をすることの意味を考えながら進め方について分類してみますと、まず、決まって一定の役職者の方がお話をするスタイル、あるいは社員の皆さんで持ち回りで、つまり順番で担当していく全員参加型のスタイル、そのバリエーションとして朝礼委員会のような組織を設けて、社員さんから朝礼の希望者を募ったり、ときどきに応じて指名式で持ち回りにする方法などなど、運営のスタイルは会社ごとに知恵を絞っては、効果を上げられるようにと工夫しているようです。
さてここで、どんなスタイルで行おうとも究極の問題、頭を悩ますのが、一人ひとりがどんなテーマで話をしようかと、あれやこれやと考え込むことです。
そこで、今日はテーマの見つけ方について、こうして朝礼の場を使って、皆さんと考えてみたいと思います。
まず大切なのは、あえて身構えて「テーマ」などというと、いっぺんに事が重たくなってしまうということです。
人前で話をすることが得意な人、得意とまでは行かなくてもあまり苦にならない、負担にならない人、とにかく人前で話をするのは勘弁してという苦手意識の人とさまざまで、そのことは致し方ないことです。
ですから、あまり難しく考えないで、身近な話題から入るといいでしょう。
会社の朝礼だからといって、あえて難しい内容を考える必要はありません。
例えば、自分がかわいがっているペットが赤ちゃんを産んだことですとか、隣の庭先の柿の木の実が色づいてきたですとか、普段の生活になじんだ事柄で結構です。
大切なのは、そのことに接して自分がどう思ったか、どうありたいか、どうしたいかをはっきりとした立場で話すことにあります。
目の前で起こったことと、起きていることとに対して、自分の考えや思いとの関係を明確に口にして皆さんに伝えることです。
ひょっとしたら、話し手の知らない一面が見えたり、その話題をきっかけにして、新たな交流が始まるかもしれません。
会社にある朝礼という仕組みを使って、自己PRをしたり、新しい自分を発見したりしてみませんか。
そのために、まるで日記をつけるような気軽な感覚で、身近なテーマ、話題選びをしてみましょう。