労働者が株主として企業を見るために
朝礼ネタ5072 2022/06/03 社会・経済昨年に以上に生産性が向上した、経常利益が増えた、などのことがなくても労働者たちは毎年のようにすぐにベアアップを経営陣に要求してきます。このような無茶で無意味な要求をしてくる労働者というものは経営陣や株主から見ると非常に厄介なお荷物です。
ですから、企業はこのような企業のお荷物になるような人を採用などしたくはありません。もっと言えば、ベアアップなどせず、会社が大きく利益を上げた時だけボーナスなどで労働者に報いるのは企業の正しい姿勢です。
しかし、多くの労働者はこのような合理的な意見には耳を傾けることはなく、常に自分たちに都合のいいベアアップを要求してきます。
もっと言えば、彼らも労働者とて会社を見るのではなく、一株主として企業を見れば彼らの考えも変化するかもしれません。ですから、会社の従業員の給与はある一定額は会社の株として彼らに与える。もしくは、彼らの退職金のうち、その多くを株式として彼らに与えるようにすれば、彼らは今までのような無茶苦茶な要求を会社に突き付けてくるということもなくなるかもしれません。
現在の日本の労働者とは企業経営者から見ると、それくらい恵まれていて、そして甘ったれた存在だと思われてもおかしくないのです。
現在投資ブームというか政府の後押しもあり、学校でも投資を教えるようなので、多くの会社員も会社の経営に出資している株主の立場として企業を見ることをしなければならない時期に差し掛かっていると思います。