はず・つもり・だろうはトラブルの元
朝礼ネタ5023 2022/04/14 心理・メンタル安全規則・ルール報・連・相という言葉を耳にする機会が多いかと思います。
これは報告・連絡・相談をしっかりとすることにより、チーム内での作業進捗の共有やトラブル等に早期に対応できるようにしようという意図があります。
しっかりとした運用を身に着けることが出来れば高い効果を発揮することが期待できるものですが、一人一人の報告、連絡、相談の仕方に大きな違いがあると、逆にトラブルの原因となってしまうこともあります。
その中でも一番多くミスが見られるのが、言葉のニュアンスや過不足による伝達ミスや勘違いです。
面と向かって話していても、主語の省略等による誤認を引き起こし、発注ミス等につながることが予想できます。
また、業務が多忙となってくると引き継ぎ事項や連絡事項が多くなり、ついつい伝え忘れてしまったり、伝えたつもりになってしまっているなどのトラブルとなることも多くなります。
相談にしましても、ことの顛末(てんまつ)をしっかりと話し合わず、結果の出ないままにしてしまうと、互いに「なんとかするだろう」、「なんとかしてくれるだろう」といった勘違いを引き起こし、トラブルに対する対応が遅れてしまうことも考えられます。
お互いに、伝えるべきこと、確認すべきことをしっかりと確認・応答をし、意思の疎通を図ることが大切です。
憶測や思い違いといったトラブルの芽をひとつづしっかりと摘み取ることで、トラブル・事故の原因を除き、無事故無災害ノークレームノートラブルで業務を終えることができるよう気を付けていきましょう。