朝食にはご飯とパン。メリットデメリットを考えてみる
朝礼ネタ5002 2022/03/23 食事我が家の朝食はパンを食べています。
以前は他の家族と同居していた時には、ご飯を食べていましたが手間がかかるのでいつのまにかご飯からパンに変わりました。
日本人は米が主食で欧米人はパンが主食という事はよく知っています。
朝食には、ご飯がいいのかパンがいいのか調べてみることにしました。
日本人の主食はごはんの起源はとても古くて弥生時代、奈良時代にはもう、ご飯、おかず、お汁がセットであったと聞きます。
江戸時代になるまでは力を持っている人たちでも主食は雑穀、もしくは玄米の類だったようです。ご飯に一汁一菜という言葉を聞いたことがあります。
この形が長く続いたという事はバランスのとれた食事だったという事になります。一方でパンが広く食べられるようになったのは戦後で特に朝食はあたり前のようにパンが主流になっていたそうです。戦争が終わったあと、学校では給食制度がはじまったそうです。毎日、パンが出たようです。
どうして学校の給食ではパンだったのか管理栄養士さんに聞いた話によると、アメリカの影が色濃くあったそうです。アメリカの小麦生産政策と日本のパンの普及にはとても切っても切れない縁があったと聞きました。
一般家庭にも朝食にパンが普及しました。一汁一菜も随分変化して行きました。また、汁物は牛乳やジュース類など、一菜はベーコンやチーズにサラダなどです。また、パンにはバターやジャムが塗られるようになったと管理栄養士さんが話しておられました。
健康やダイエットなど食に関する内容をテレビや雑誌に高く取り上げられて年中注目を集めています。パンとご飯のカロリーは、ご飯は1膳がおおよそ150gで摂取カロリーは252kcal。食パンは6枚切り用で1枚が約、177kcal、8枚切り用で132kcal。ご飯一膳と8枚切りのパン2枚のカロリーと比べてみるとそんなに大きい差は殆どありません。エネルギー源としては似たようなものだそうです。
朝食はどちらを食べても同じことになります。でも、パンもご飯も大きな違いがありますのでその違いを一つずつ明らかにして行き、どちらを朝食にするのかを考えて行くことが大事です。ご飯は皆さん、ご存知だと思いますがお米の粒をそのまま食べます。パンは小麦の粉を溶いて焼いた食べ物です。
まさしく粒と粉です。ご飯とパンを同じ量を口に入れてみると、パンの方が食道から胃へ送り込まれるのがとても早いです。パンよりもご飯の方が消化に時間がかかるので噛む回数が多くなっていきます。噛む回数が多ければ多いほどそれだけ食事に時間がかかります。よく、30回ぐらいは噛むようにしましょうと、小さい頃、知り合いのおばちゃんから言われたことがあります。
よく噛むと、情報は脳に伝達されていって、もっと食べようとする意識を抑制する働きとなります。