モンスターペアレントではなくヘリコプターペアレント
朝礼ネタ4955 2022/02/09 社会・経済教育意外かもしれませんが、仲良く見える母親は、子供の成長を潰しがちで、子供から自分で選ぶチカラを奪うことが実は多いといいます。
これを、アメリカのある教授は「ヘリコプター・ペアレント」と名付けたそうです。
まるで上空で旋回するヘリコプターのように、いつも子供の様子を見ていて、子供に何か問題が起きそうになったらすぐに飛んで行って解決しようとする親のことです。
言い換えれば、過干渉、過保護ということで、子供の判断力の芽を摘み取り、自立できない大人にしてしまうのです。
みなさんのお母さんの関係とはいいません。
逆に、先輩や上司の関係はいかがでしょうか。
入社してから早5年、それでも上司や先輩から研修を受けているのではないですか?
これは上司や先輩にも置き換えることができます。
過保護になっては、育つ人材も育ちが悪くなるかもしれません。
新入社員として歓迎され、「これはこうするんだよ」「分からないならサポートするから」と、知識や技術を教えてもらえるものの、その期間は短期でなければなりません。
いつまでも、おんぶにだっこでは、スキルアップはできないでしょう。
新人のときに、できて当たり前と思われるのもシャクですが、入社して早5年となるのに任されていないというのもシャクです。
できる芽を摘み取らない、できるはずなのに甘えない、こうしたことも大事になるのではないでしょうか。
ヘリコプター・ペアレントにならない、あるいはさせないような指導に励みましょう。