朝礼ネタ朝礼ネタ 3分間スピーチの例文集

 

私が大好きで得意なとても楽しい電動車椅子サッカー

  朝礼ネタ4908  2021/12/17  454 PV スポーツ自己啓発

電動車椅子サッカーが得意な私は、選手としてもう10年以上プレーしているうえ、2019年には日本代表に選ばれました。
とても面白い電動車椅子サッカーは、サッカー好きな人が深く知れば知るほど、ハマるはずです!

電動車椅子の前方にフットガードを取りつける電動車椅子サッカーは、国際的に「Powerchair Football」と呼ばれ、ジョイスティック型のコントローラーを操り、プレーします。
性別は問わず、チームは男女混合です。
電動車椅子を操作できれば、誰でもプレーできますが、公式の試合に出場できるのは、障がい者手帳を保有する5歳以上の方です。
障がい者スポーツは「おとなしい」と思いがちですが、直径32.5㎝ほどのボールを使い繰り広げられる、電動車椅子サッカーのパスやドリブル、回転シュートは迫力と見応えがあります。

ゴールキーパーを含め4人でプレーする電動車椅子サッカーは、縦14~最大18 m、横25~最大30 mのピッチ内で、最高速度時速10kmの電動車椅子を駆使し、幅6mのゴールを目指します。
電動車椅子サッカーには、足でボールを蹴る通常のサッカーと大きく異なる、“3パーソン”と“2on1(ツーオンワン)”のルールがあります。
“3パーソン”のルールは、3人以上のディフェンスが、ペナルティエリアに入れません。
“2on1”のルールは、ボールに対して半径3m以内に、各チーム1人ずつしかプレーにかかわってはいけません。
国際大会では、姿勢保持や視野の確保、電動車椅子の運転技能などを判断基準にした、PF1とPF2のクラス分けあります。
PF1の選手は、パフォーマンス全体に影響を及ぼすかなり重度の身体的障がいがあります。
PF2の選手は、パフォーマンス全体に影響を及ぼす中程度の身体的障がいがあり、最低限の適格基準を満たしています。

日本トップクラスのチームに所属している私は、4度の日本一を経験しました。
高いレベルでプレーしていると、ちょっと気になった電動車椅子の反応を機に、寸分の狂いもないピッタリの設定に変更するといった、細かい部分に気づけます。
試合の動画を見た仲間と、「ここはこうすればもっとよかった」とか、「このプレーうまかった」などと話すこともとても楽しい時間です。

小学生だった当時、「こんなに危ないスポーツ」と思っていた私は、サッカーが嫌な時期がありました。
歩けなくなった私は、鬱のような状態で学校に行くのも辛く、趣味も見つかりませんでした。
そんな私が電動車椅子サッカーに巡り合い、体を動かせる楽しさを知り、「唯一人に認めてもらえるもの」と実感しました。
以来、電動車椅子サッカーが私の全て、体の一部となりどっぷりハマっています。
そんな私は、生涯を終えるまで選手でいたいものです。
多少でも電動車椅子サッカーに興味を持った方が、YouTubeの動画を見て、ハマっていただけたら嬉しいものです。

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