お客様との接し方、コミュニケーションの基本について
朝礼ネタ4866 2021/11/05 経営コミュニケーション今日では、インターネットなどによる通信販売が盛んになり、無店舗で商品が売買されることも少なくありません。
しかし、店頭で商品を販売する際の最前線が、私たち人間であることに変わりはありません。お客様と向き合って、コミュニケーションをとりながら納得された上で購入していいただくというのが商売の基本です。
同じ商品が違ったお店の店頭に並んでいたとします。
お客様は何を決め手として、お店を選ぶのでしょうか?
中には長年のおなじみさんもいらっしゃるでしょうし、お店の歴史や評判を聞きつけてご来店という方もいらっしゃいますね。
では、そんなお客様の心を捕まえて放さない、固定客になっていただく方法とは一体何でしょうか。
今の世の中、例えば同じ商品が高く売られていたり、販売の方法にウソがあったり、不親切な態度をとったり、不潔にしていたり、のんびりとしたテンポで対応したり、どれもこれもお客様がお店を変える、離れて行ってしまうきっかけになることは、お分かりになるでしょう。
皆さんも、仕事として販売の立場にあるのと同時に、ほかでお買い物をする際には、今度は客の立場になるわけですね。
ひっくり返してみると、
「こんなことをされたら、二度とその店には行かない」
なんていう風に感じてしまうような行いをしないこと、これがとても大切なことだと気づかれていることでしょう。
反面教師なんていう言葉を聞かれたこともあると思いますが、まさにそれに当たります。
ではどうしたら、そうならないでしょうか?
考えてみましょう。
まず大切なことは、お店で販売している商品の商品知識を、余さずに身に着けておくことです。
自信を持って、お客様と接することができます。
言葉だけで「絶対お買い得」とか「断然いい」といった断定口調でお伝えしても、お客様には大げさに聞こえて、話半分にしか聞こえないこともあります。
効果的で説得力のある商品の説明を、言葉だけではなく、すんなりと聞き入れていただくためには、まずは購入していただくことのメリットや他の商品との比較などについて、情報としてしっかり身に付けておきたいものです。