怒りの予防は、6秒の我慢
朝礼ネタ4864 2021/11/03 心理・メンタル規則・ルールアンガーマネジメントということばを知っていますか?
怒りを予防してうまく付き合っていくことを言います。
仕事に対しても人に対しても、生活の中で怒りの感情を抱き、つい感情的になってしまう経験は、誰しもあることでしょう。
感情的なときほど正常な判断が取れず、トラブルにつながる傾向があります。
夫婦げんかでも小さなことでけんかになり感情的に言い合うことで余計にこじれてしまいます。
怒りとの上手な付き合い方次第で解決するはずだったことは多くあるのです。
怒りをうまくコントロールしたいときはぜひ、怒りの法則「6秒の我慢」を試してみましょう。
この「6秒の我慢」というのは、感情のピークというのが最大で6秒だと言われており、人は怒りの感情を抱いた時脳内で興奮物質のアドレナリンが分泌され、より興奮してしまうのですが、そのアドレナリン分泌のピークが6秒後までなのです。
つまり、6秒の我慢が冷静な思考へつながるということです。
もし、怒りを抱いてしまったとき、そんなときは6秒の我慢に従って、まずは心の中で6秒数えてみましょう。
「いち、に、さん、し、ご、ろく」
その間、深呼吸をするのも良い方法です。
そうすることで気持ちも落ち着いてきて、冷静な思考へ切り替えられ、より良い判断につながります。
常に冷静でいることは難しくても、怒りの感情をコントロールすることで、冷静な思考への切り替えができる、そのことを忘れず「6秒の我慢」を身につけて良い判断力へつなげていきましょう。