規則やルールは何のためにあるのか?
朝礼ネタ4860 2021/10/29 規則・ルール国家には憲法や各種法律がありますし、学校には校則、会社には社則があります。そしてその他集団にも、何らかの規則やルールがあるものです。また、明文化されていなくても存在する規則やルールもありますし、「暗黙の了解」というのもその一種なのかもしれません。
では、それらの規則やルールは、何のためにあるのでしょうか?それは、「その集団の一人一人が最大限の自由を保ちつつ、その集団が持続・繫栄するため」ではないでしょうか。
人は基本的に自由であった方が良いとは思うのですが、誰かの自由なふるまいが、その他の人の自由を阻害してしまうこともあります。だからある程度の規則やルールを設けることで、結果的に一人一人が最大限の自由を保つことができるのではないでしょうか。また、一人一人の自由と、集団の持続・繁栄が相反することもあり、その集団がなくなれば一人一人も困るため、集団のために規則やルールを設けている、という面もあるでしょう。
ですから、規則やルールはとても大切なのだと思います。ただし、それはいま述べたように、一人一人や、集団のためのものです。逆に、時代の変化によって、以前から存在している規則やルールが今や足かせになっている、ということもあるでしょう。
しかしそんな時は、現状に合わせて規則やルールもどんどん変化させていけばよいのではないでしょうか。それは一人一人のためのもの、集団のためのものなのですから、それにそぐわないことは、変えていけばよいのです。そしてそのような柔軟性が、個人や集団にも必要だと思うのです。