期待と感動~どんなことでもプラスワンをすること
朝礼ネタ4846 2021/10/15 心理・メンタル商品・サービス名言・格言私の好きな言葉があります。
それは、『期待というチケットを感動という気持ちで返す』という言葉です。
これはある男性ショーデザイナーの言葉です。
ショーデザイナーという仕事は、コンサートやライブなどのイベントなどの全体の構成を考える職業です。
コンサートやライブなどに参加する場合は皆さんまずチケットを購入します。もちろんそこには高額な金額のやり取りが発生します。
つまり、イベントのスタッフさんからするとイベントに足を運んでくれる人たちは皆チケットを購入した、とても大切なお客様です。
どんな業界でもそうですが、お客様に失礼があってはいけません。もちろんそれはあまり前のことではありますが、イベント関係でいうと、その商品内容(チケット)は行ってみないとわからないものがほとんどです。
私たちが一般的に購入する商品と同じ扱いではありますが、そこに何があるかはチケットだけではわかりません。
つまり、お客さん側からすると何があるかはわからないけども楽しみな商品としてチケットを買っているわけです。
ここで最初の言葉に戻りますが、そんな理由からもショーデザイナーの方は『期待というチケットを感動という気持ちで返す』という想い、言葉を大切にしているそうです。
それは言葉をわかりやすく変えると『お客さんが買ってくれたチケット(期待)で、感動させる』ということです。
人間は、自分の期待を初めて越えた時、自然と『感動』という気持ちが生まれます。そしてそれは最終的に『満足』という気持ちになります。
この言葉の意味を理解した時、私はなるほどなーと深く思いました。
そうした考えを持つショーデザイナーさんの意識はとても素敵なものですが、またこれはどんな仕事にも当てはまることだと気付きました。
商品を購入する以上、お客様は常に何かに期待をしています。その期待に、接客やサービスなど、何かプラスワンをすることによってお客様の期待を更に越えることが出来ます。
このプラスワンこそが、お客様の満足度に繋がる行為になります。
私もそうですが、皆さんぜひこの心構えを持って日々の業務に取り組んでみてください。