分かりやすい「論語」のすすめ
朝礼ネタ4814 2021/09/13 心理・メンタル名言・格言尊敬する人中国古典の「論語」は、思想家の孔子の教えをまとめた書物として有名ですが、どんなことが書かれているかまでは、よく知らない方も多いのではないでしょうか。
国内でも、子供向けなどに平易に分かりやすく解説した本が多く出版されています。そこで読んだものの中から、孔子の教えを一つご紹介します。
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う。」過ちを犯してしまいながら、その後に改善しないことこそが、本当の過ちであるーという言葉です。
孔子は今から約2500年も前の思想家ですが、「論語」は松下幸之助さんをはじめとして、現代の著名な経営者にもなお広く愛読されています。つまり、ずっと昔から現代まで、時代を越えて多くの人に受け入れられている教えであり、それだけ普遍的なものなのです。
人は誰しも、何か行動をする限り、失敗をしてしまうことがあります。仕事の場面であれば、もちろん失敗はしないに越したことはありませんが、特に新しいテクノロジーが次々に生まれたり、価値観がどんどん多様化している現代においては、最初から絶対に失敗しないということは非常に難しいと思います。
しかし、一度犯してしまった過ちを繰り返さないように心がけることはできるのではないでしょうか。
このような考え方が、約2500年前から現代の経営者にも脈々と受け継がれてきていると考えると、新しい仕事にもチャレンジしやすくなるように思います。
このように、古くから大切にされている教えも時々参考にしながら、視野を広く持って仕事に取り組んでいきたいです。