クリンリネスの大切さ
朝礼ネタ473 2021/01/01 教育規則・ルールアメリカの自動車王ヘンリー・フォードは、心にしみる沢山の名言をこの世に残しました。
その中に、「不潔な工場に善良な職工なし」という言葉があります。
日本の企業では、「4S運動」を目標に掲げている会社が数多くあります。
整理・整頓・清潔・清掃の頭文字をとったもので、サービス業や製造業などでよく謳われています。
それらは売り上げにつながらないと考えている方が中にはいるかもしれませんが、この4Sを徹底する事で、お客様やお取引先に対してより上質なサービスが提供できるということはご存知でしょうか。
どれも知っている単語ではありますが、これらを行う事で一体どうなるのか、説明していきます。
整理する事、すなわち、いるものといらないものを区別する事で、仕事の精度を上げることが出来ます。
整頓する事、すなわち、あるべき場所にあるものをきちんと置いておくことで、探す手間や時間を仕事に費やす事が出来ます。
清潔にしておく事で、お客様に不快な思いを与えにくくなり、フレッシュな印象を与えます。
また、製造業の場合であれば、製品に不純物が混じる事を防いでくれます。
清掃、すなわち、掃除をすることで、製品を綺麗に保つことが出来ます。
ホームセンターなどで、奥でホコリ被った商品をお客様が手に取った時、何と思われるでしょうか。
不快に思い、「この店は汚いから嫌だ」と感じるのではないでしょうか。
これらは全て、きめ細かな積み重ねが大切になってきます。
そして、継続することが大切なのです。
全ては、相手を不快な気持ちにさせないためにも非常に大切な「基本」なのです。
「4S運動」が、言葉だけになってはいませんか。
今一度、見直してみましょう。