朝礼ネタ朝礼ネタ 3分間スピーチの例文集

 

落雷と雷鳴について調べました。

  朝礼ネタ4668  2021/04/30  IT・テクノロジー

雷を好きな方は、あまりいないと思います。でも、ふと思ったのです。「この前、雨が降ってゴロゴロと雷が鳴っていたよなぁ。なんで自然に雷が発生するのだろ?」って、雷は晴れているときには発生しない。ちょっと湿気っぽくて空が暗くなると出てくる雷。

特定の感覚でピカッと光ってゴロゴロと鳴って雨も降っている。「雨はキライじゃないけど、カミナリはなぁ…」

カミナリは電気の放電現象であり、人間の想像を遥かに超えた驚異的な自然現象です。
下敷きをこすったり、セーターを脱ぐとパチパチと音を立てるときがありますね。

これがとてつもない規模で起こったものが雷です。これが作られるのは積乱雲で、電気の元である電荷はプラスとマイナスがお互いを引き合い、ゼロの状態になっていて、積乱雲の中の強力な上昇と下降の気流になります。

水と氷が溶ける、凍る、衝突を繰り返していて衝突によって電荷が発生、この氷の粒に電荷がくっつき、小さな粒がプラスの、大きな粒がマイナスの電荷となり、小さな粒は上昇気流で上の方へ溜まり、大きな粒は自身の重さで下の方へ溜まっていき、電荷が大きく溜まって耐え切れなくなると放電状態となります。

マイナスの電荷は上のほうに溜まっているプラスの電荷に向かって高速で移動し、これを雲放電というそうで、暗雲が低く立ち込めているとき、上のほうに溜まっているプラスの電荷よりも、大地に誘導されたプラスの電荷のほうが近くなり、雲の下にあるマイナスの電荷は大地のプラスの電荷めがけて放電することとなり、これが落雷というのだそうです。

雷鳴。これは読んで字のごとく、雷が鳴ること。雷が鳴るのはなぜかというと、雷の神様が上空で大太鼓をドンドンと叩いているから、などというメルヘンなことだったらカワイイと思います。

本来、電気を通さないはずの空気にカミナリの膨大なエネルギーが空気を引き裂き、カミナリの通り道にある空気がその熱によって熱せられ、瞬時に一気に膨張するため、爆発が起こり、音が鳴るそうです。雷によって引き裂かれ、熱せられた空気は、なんと約3万℃にまで達すると言われ、その3万℃の熱というのは太陽の表面温度の約5倍の熱なのだそうです。そんな超高温の熱が瞬間的に一気に通るわけですから、爆発してしまうのも仕方ないですね。その衝撃による振動音はとてつもない音になるわけですね。ちょっと想像できない温度だし、エネルギーだなと思いました。このとき、爆発した空気の振動が雷鳴というそうです。

でも、そんな3万℃の超高温の空気が爆発しているのならドーンか、バーンというとてつもない音になるかと思うのですが、実際に聞こえてくるのはゴロゴロゴロという音ですよね?爆発音が遠くへ、私たちの耳に聞こえてくる過程で穏やかな響きとなり、反響音も加わってゴロゴロゴロと聞こえるのだそうです。

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