腸活前に知っておきたい腸の仕組み
朝礼ネタ4667 2021/04/29 健康「腸活のどこがいいの?」「そもそも、腸って重要なの?」という方もいると思います。腸は、我々が生きていくために非常に重要なところなのです。
腸活を始める前に知っておくべき腸の仕組みについて書いていきたいと思います。
摂取した食べ物を、消化・吸収することで栄養を取り入れるという性質があるのは誰もが知っているところでしょう。
口から入った食べ物は食道を通り、胃→小腸→大腸を経て、最後は肛門から老廃物を便として排泄。この一連の経路が消化器官と呼ばれます。
その中でも小腸・大腸は消化・吸収において重要な部分です。
胃を通ってきた食べ物は、この小腸によって細かく砕くことで消化され、必要な栄養素がここで吸収されます。小腸には、ひだと無数のとがった絨毛があり
これによって食べ物を砕くことができるわけですね。
ところで、小腸は腸の中で一番長いというのは知っていますか。その長さは6~7メートル。普段は複雑に曲げられた状態で体の中に納まっているため実感できませんが、解剖して調べてみるとその長さが分かります。
私は以前、マッサージ師になるための勉強をしていた時期がありまして
その時に参加した解剖実習で小腸を見せていただいたことがあります。
会議室にあるような長いテーブルをいくつも並べないと収まりきらないような長さで驚かされたことを今でも覚えております。
大腸は主に水分の吸収が行われ、それと同時に便も生成されます。
便は適度な水分と適度な硬さというのが理想ですね。
大腸は長さ1.5~2メートルと長くはありませんが、これもまた小腸のように
重要なところです。
なお、便がたまるところを直腸と言い、ここに生成された便がたまっていくと
便意を催すわけです。「トイレに行きたい」という感覚に陥るのはそのためです。
腸というのは消化・吸収を行うための器官であり生きていくうえで重要なのが分かったと思います。
消化・吸収が正しく行われないと、本来取り込まれるべき栄養素が取り込まれなかったり、便秘・軟便の原因になったり様々な病気の原因になるのです。
そこで腸活が大事になってくるのですね。