階段さえあればできるお手軽筋トレ法
朝礼ネタ4666 2021/04/28 運動筋トレをするときにはまず、大きな筋肉から鍛えるのが効果的です。
理由は「効果の転移」が起こるからです。「効果の転移」とは、ある部位を鍛えると、その効果が鍛えていない部位にまで影響すると言う事です。
小さい筋肉は、大きい筋肉を鍛える事で影響を受け同時に鍛える事が出来るのです。人間の体の中の大きい筋肉は下半身に集中していて、筋肉全体量の70%が下半身にあります。
「老化は足から」なんて言いますが、年を取ると足から衰えを実感することが多いようです。足の筋肉が落ちると、歩く事さえ困難になってきて、歩けなくなってしまうと、どんどん老化は加速します。
そんなことにならないためにも、特に下半身の筋肉を鍛えておく必要があります。
体の中で最も大きな筋肉はどこでしょうか?上位3つは以下の通りです。
まず1番は「大腿四頭筋」で、太ももの表にあり全身の筋肉の中で最も大きく、力が強い筋肉です。
2番目に大きな筋肉は「下腿三頭筋」でふくらはぎにある筋肉です。アキレス腱を構成していて、足首を動かすときや、ジャンプやつま先立ちをする時にも使われます。
3番目は「ハムストリング」で太ももの裏にある筋肉です。下半身を動かす時に重要な働きをします。
この通り、上位三か所が下半身にある筋肉で、下半身の筋肉を鍛える事は、体全体にも影響を与えるほど大切になります。
定期的にジムに通っている方や、ウォーキングや水泳などの運動を日ごろから習慣にしている方は、きちんと筋肉の付いた健康な肉体を手に入れている事でしょう。
私は昔から運動らしきことをしてこなかった事もあり、筋肉量が非常に少ないです。以前から体に筋肉を付けたいと考えてはいるのですが、もともと運動全般が苦手な私は、頑張って筋トレとかできるタイプではありませんし、これといったスポーツもしていません。
また現代人は、忙しい日々の生活の中、精神的に疲れていたり、金銭的時間的余裕も無かったりというのが現状で、なかなか運動を日常化する事は難しいと言う方も多いのではないでしょうか。
時間もお金もかからなくて、簡単にすぐできるトレーニング法があります。
それは「階段昇降トレーニング」です。
この方法なら、ほんの少し意識するだけで日常の生活の中でも十分な運動を行う事が可能になります。例えば、通勤時、エレベーターやエスカレーターの利用を止めて階段を使う、そんなところから始めてみるのもお手軽で良いと思います。
階段というのは、現代社会で生活していると結構あるもので、マンションやアパートの上の階に住んでいる方などは、その階段を使うだけでもかなりの運動量になるはずです。
また平らな道を歩く事も良いですが、階段昇降は下半身の筋肉にかかる負荷も高く、短時間でも筋トレの効果も出やすいです。