人間関係のストレスに押しつぶされないようにするには
朝礼ネタ4656 2021/04/18 心理・メンタルコミュニケーション不安やストレスを抱えないようにする一つの方法を紹介しましょう。不安やストレスの原因の多くは、人間関係がきっかけになる場合が多いのではないでしょうか。苦手な人が社内、取引先にいたら、どう折り合いをつけていけばいいのか、ということです。
例えば、ストレスの原因になる相手の口調がきつい、態度が大きい場合を考えてみましょう。相手の考えや言動を変えるのは、特に相手が目上や取引先になれば、無理だと
思った方がいいので、私たちの考え方を変えるしかありません。
そんな時は、相手の言葉を翻訳してみたらどうでしょうか。例えば、高圧的な言動を相手側がした場合は、ソフトな言葉に頭の中で変換してみるといいでしょう。もし相手が「早くしろって、言ったんじゃねぇか、この野郎」といった場合は、「早くしましょうね」と脳内で変換して、言語化した情報を残すようにするのです。この時、相手側が求めているのは、私たちの行動を早くすることであって、萎縮することではないのですから。
相手側が高圧的な言動を3、4回以上繰り返してきたら、対処法は2つあります。メンタルにそれなりの自信があれば、「ああ、また始まっちゃた」と心の中で折り合いをつけることです。もし、怯えてしまった場合は、いつ、どこで、具体的に何を言われたかを記録するのです。記録することで、相手の趣旨が読み取れるようになることもありますし、極度のストレスで心がぼろぼろになりそうになった時に、相談相手に事情を説明するときの材料になります。
ときどき、高圧的な言い方をものまねする人がいたりするかもしれませんが、これはお勧めしにくいです。ものまねを聞いた人は、うんざりしますし、嫌いな人の物まねを聞かされる側に立ってみると、嫌いな人への悪意が伝わって聞こえてしまうのです。
働いているとストレスから解放されることは少なくなるかもしれませんが、上手にやり過ごす工夫をしていくとよいでしょう。