数学ができなくてもいいという風潮
朝礼ネタ4651 2021/04/13 社会・経済教育多くの人、特に文系の場合は大学に入学してしまえば、大学に入学するためにあれほど勉強したことが、大学に入ってみれば全く不要になりますし、大学で勉強したことも、社会人となり会社に入ってしまえば全く使わなくなるということがよく起こります。
これは理系ではなく文系の場合な話なのです。
つまり、文系の勉強というものは基本的に無意味に近いことだといえるのです。しかし、多くの場合大学といえば国公立の理系大学大学ではなく、私立文系大学を指します。
このように日本の場合は、役に立たないことを学ぶために多くの子供たちは数学や物理が必須の試験科目になっていない私立文系を志望して、その大学を卒業して理系科目のできない大人となり、社会人として働いていくのです。
しかし、世の中で求められているのはただ単に偏差値の高いだけの私立文系出身の学生ではなく、論理的思考能力のある理系の学生なのです。彼らのやる仕事が日本の未来を作っているのです。しかし、実際には多くの企業でもそれほど必要とされていない文系の学生を量産しているのです。
しかも、一部の私立高校では高校の名前を売るためにちょっとの努力で入ることのできる偏差値60程度の難関私立文系大学へ合格者の人数をその高校の売りにさえしている高校もあるくらいです。
良識ある大人ならば、有名な私立文系大学への合格実勢で生徒を集める材料にするのではなく、理系大学にどれだけ合格したかの実績を示さないといけないと私は思います。
個人的には、ば全く数学ができない人というのは一緒に仕事をしたくないと思います。