はじめまして、の時にあなたはどうする?
朝礼ネタ4645 2021/04/07 4月コミュニケーション4月は新年度の始まりです。新しい環境にやる気がわいたり、逆に不安になったり、心も体も忙しい時期です。
この時期よくあるのが、「はじめまして」の場面。
上司、同僚、後輩に、やはりいい印象を持たれたい、早く打ち解けたい、と考えている人は多いのではないでしょうか。私もその1人ですが、そんな気持ちが先走りすぎてしまった経験が。
社内の雰囲気をよくしようと、明るく積極的に、誰にでも声をかけてコミュニケーションを取っていましたが、ある時、自分の事ばかり話しすぎていることにハッと気づいたのです。相手にいつも自分の話を聞かせてしまっていて、自分は相手の話を聞いていない、つまり1人でずっと喋っているような状態になってしまっていると。相手の方たちはいつも相づちを打って、しっかり話に耳を傾けてくれているけれど、私はこの人たちの何を知れたのか…
心理学的に、自分の話ばかりしてしまう人は「相手に理解されたい」「自分の事を認めてほしい」という承認心理が強く働いているようです。まさにその時の私そのものです。そして、そのようなタイプの人には、相づちを打って、相手を理解していることをしっかり伝えると安心できるようです。
こちらも、まさにその時の私の周りの方たちの対応そのものです。
そんな経験があって、毎年この時期になると、相手の話に耳を傾けよう、と気持ち新たに肝に銘じるわけです。
相手の話を聞くということは、自分の話を聞いてもらう以上に自分を信頼してもらうことになると気づいたのです。
私の失敗をもとに、ぜひみなさんも相手の話を聞く大切さを思い出してみてください。