江の島のヨットハーバーに私が迫ってみたよ
朝礼ネタ4624 2021/03/21 スポーツ1964年の東京オリンピック開催を機に江の島に日本初の競技用ハーバーができました。メインであるヨットハウス、クルーザーヨットの泊地などの施設があってヨットマンで賑わっているのです。
一般の人はヨットハウスの横にあるセンタープロムナードを散策するなど、サザエ島登りやタイドプールでの塩遊びを楽しむことができます。
ちなみにこのハーバーは日本最大級で年に100回以上のヨットレースが行われ、国内そして国際大会問わずいろんなものが開催されているのです。
しかもヨットレースだけではなくて景色や釣りなどを楽しめるレジャースポットとしても知られており、レンタサイクルで周りをぐるりと巡るのもいいかもしれません。
江の島には駐車場もある一方、台数に限りがあって交通機関を使ったほうがいいでしょう。
東京からのアクセスに関しては各交通機関によって多少なりともばらつきがあるものの、1時間ほどで行くことができます。
2015年には2回目の東京オリンピックでセーリング会場となることが決定し、2020年1月に記念のモニュメントが建てられたのです。
ちなみに以前のハーバーの姿は東浦という磯になり、サザエやアワビそれに伊勢海老が豊富に水揚げされる漁場となっていました。
その漁場は1964年の東京オリンピックのヨット競技で使用することが決まると沖合を鉄板で囲み、海水を抜いてハーバーを建設したのです。
結果的に磯は干上がり、サザエやアワビなどの生物は死に絶えてコンクリートの下に埋まってしまいました。
ちなみに現在のハーバー裏手の聖天公園の片隅に岩があるものの、これはかつて島でした。
最後にハーバー建設にあたっては海に所有権がなく、1964年の東京オリンピックの盛り上がりの陰で東浦の漁民の中には江の島を出ていった人たちもいました。