投資でもうけたいにもかかわらず人様にもうける手法を聞いている時点ですでにその人は終わっています。なぜならば、本当に投資でもうけようと思ったのならば、もうけるために何をしなければならないのかを自分で考え、それを実行するだけなのです。

しかし、多くの人は誰からもうける方法を聞き出すことが投資でもうける第一の方法だと考えているのです。このような人に会うと私はため息すらでてきません。なぜならば、このような人にたとえ私が実際にもうけることができた方法を教えて、それがその人のやったトレードでは機能しなかった場合にはそのような人は「損したのは間違った投資手法を教えたあなたのせいだ」という風に考えるのです。

このようにいう人というのは、常にもうけることのできる投資手法というものが世界に存在しているという風に考えているので、そのようなことが言えるのだと思います。しかし、投資とはそのようなものではなく、小さな失敗と大きな成功を積み重ねることによって利益を出すものなのです。このような投資の本質を理解できていない人には何を言っても無駄なので、私はそのような人には何も言いません。

つまり、投資で成功したければ人様から投資手法を聞き出すことに精を出すのではなく、どのようにやればもうかるのかを自分自身で考え、それが今現在の相場でも使えるのかそれとも使えないのかを自分自身で調べて使えるのならば使ってみる、使えないのならば使わないと風に取捨選択してやっていくものだと思います。