棚からぼたもちということわざについて
朝礼ネタ4590 2021/02/15 社会・経済心理・メンタルみなさん、「棚からぼたもち」ということわざについてはよくご存じだと思います。今更ではありますが、辞書によると、思いがけず幸運に出会うことを「棚からぼたもち」と言い、しばしばラッキーな出来事が起きた後に何気なく口にする言葉ですよね。
仕事をしていて、たまたまお客様の元を訪問したタイミングが良かったりして、営業がとんとん拍子に進んで成約になった、というような時、わざわざ口にはしないかもしれませんが、棚からぼたもち、なんて思ってしまったりしませんか?
もしかしたら自分の営業の成果がなかなか上がらず苦しい思いをしている時に、周りで同僚が仕事で成果を上げているのを見ると、さして苦労がないように見えることがあるかもしれません。ずるいなぁ、羨ましいなぁ、そんな気持ちがわいて、どうせ棚からぼたもちなんだろう、ついそう思ってしまうことはありませんか?
ですが、仕事の場面では、棚からぼたもちというようなことは、決してないと思っています。
どんなにタイミングが良くとも、お客様のニーズに気づくことのできる観察力や、ニーズにあわせた提案ができるような商品の知識、何よりも一生懸命に提案する姿勢、そういったものが備わっていなければ、その商談は決してうまくいかないからです。
だからこそ、仕事では棚からぼたもちと言ったラッキーな出来事は決してありません。いわば、棚から落ちてきたぼたもちをしっかりキャッチできる準備があってこその結果、ということですよね。
仕事をしているといい時も悪い時もあり、ともすれば投げやりな気持ちになってしまうこともあるかもしれませんが、やってきた機会を逃さないよう日頃から備えておこうという心構えを大事にしていきましょう。