通信料金だけでは判断できない格安SIM
朝礼ネタ4565 2021/01/20 商品・サービスIT・テクノロジー最近、スマホの通信料金が政治的な話題になっています。
通信料金だけで見れば、すでにかなり安い料金が提供されており、それが「格安SIM」です。
格安SIMは大手キャリアのような通信設備や店舗を持たないため、経費が少なくて済む分、通信料金が安くなっています。
ただし、スマホの利用で重要なポイントとして、通信スピードが欠かせません。
格安SIMは大手キャリアから通信回線を借りることになりますが、全ての回線を借りられるわけではなく、一部だけです。
そのため、格安SIMで通信できる容量には限度があり、大手キャリアよりも通信速度の遅くなることが起こり得ます。
例えば、片側3車線の高速道路があったとします。
大手キャリアは全ての車線を走行できますが、格安SIMは1車線しか走行できません。
仮に、ラッシュ時に車の量が増えたとしても、大手キャリアであれば、流れの滞ることがありません。
しかし、1車線しか走れない格安SIMは渋滞になる可能性があります。
特に、走行量が大幅に増える時間帯は速度を下げざるを得なくなります。
格安SIMの場合、利用者の増える昼休みの時間帯や帰宅時間帯では通信速度が低下し、ストレスを感じることがあります。
新聞記事などのデータ容量の少ないテキスト中心のページであれば問題ありませんが、データ容量の多い動画やゲームになるとかなり遅くなります。
当然、通信回線だけではなく、データ容量も通信に影響を与えます。
通信料金だけで判断するのではなく、自分のニーズを考慮しながらサービスを選択することが大切です。