普通の子供たちのための授業を行いたい
朝礼ネタ4540 2021/01/06 教育生徒というのは教員によって成績も上がれば成績も下がります。そして、彼らはその科目が好きになったり、もしくは嫌いになてしまうのもその教員の影響があるものです。ですから、私は勉強ができる生徒のためだけにやる授業というものは基本的に好きではありません。
勉強ができる子供というのは基本的に懇切丁寧にレクチャーしなくとも、その気になれば自分自身で勉強をして理解できる力を持っています。しかし、勉強が不得意な生徒というのは自学自習で勉強をやるということはなく、常に誰かに頼ってしまうのです。
しかし、このような生徒も勉強のやり方というかコツをつかむことができれば自分で参考書や問題集を片手に勉強を進めていくことはけっして不可能なことではありません。
ですから、私は基本的に誰でもわかるように授業を行うので、できる生徒にとってはだるい授業になってしまいます。
私の授業では自明なことでも一つ一つ説明に多くの時間を費やし、それを何度も何度も繰り返すので、授業の進行が遅いので、勉強ができる生徒に好まれる教員ではありません。
しかし、成績が普通の生徒にとっては私の授業はちょっとくどい授業ですが、そのような生徒たちが一番その授業の恩恵を受けていることの気が付かないのはこちらとしては少しもどかしい気もします。ただ、やはり教育とは世の中のブラッシュアップするということだと私は思っているので、私は成績上位の生徒のための授業ではなく、普通の子供たちのために授業を行いたいと思っています。