地域ごとに異なるタクシーの色々な運賃
朝礼ネタ4432 2021/01/01 商品・サービス社会・経済タクシーの運賃と言うと、初乗り運賃があり、走った距離分の料金が加算されることは誰でも知っています。
ただ、それ以外の運賃のことを全て把握している人はほとんどいません。
タクシーの運賃には、基本運賃、割増運賃、割引運賃の3種類があります。
さらに、基本運賃の中に、距離運賃、時間距離併用運賃、定額運賃などがあります。
なお、タクシーの運賃は地域によって異なっており、全国一律ではありません。
例えば、東京23区では、初乗り運賃は1,052mまで420円、距離運賃は233mごとに80円です。
そして、時間距離併用運賃は1分25秒ごとに80円が加算されます。
一方、大阪では、初乗り運賃は1,700mまで680円、距離運賃は241mごとに80円です。
また、時間距離併用運賃は1分30秒ごとに80円が加算されます。
ところで、時間距離併用運賃というのは、一般道路を走行中に時速が10km以下になった場合に、時間を距離に換算して加算される運賃のことです。
定額運賃はその名の通り、最初から料金が確定している運賃のことで、自宅と空港の間でよく使われています。
一方、料金が高くなる割増運賃には、午後10時から午前5時までの深夜早朝運賃があり、2割増しになります。
また、特定の地域では、冬のシーズンに実施される冬期運賃の2割増しがあります。
なお、割引運賃には、障害者が利用した場合に障害者割引として1割が引かれます。
また、支払額が一定額(5,000円以上など)を超えた場合に、超過分が5割引きになる遠距離割引もあります。
その他、タクシーを待たせる待機料金や、タクシーに来てもらう迎車料金などがあります。