クレジットカードのショッピングとキャッシングの違い
朝礼ネタ4431 2021/01/01 商品・サービス社会・経済日本人は現金で決済する人が多くなっており、外国と比べるとクレジットカードの使用率が非常に低いのが実態です。
ただ最近は、コロナウィルスの影響からか現金に触れることを避けるようになったことで、クレジットカードの使用率がアップしています。
クレジットカードはショッピングの他、キャッシングもできるようになっています。
コンビニATMからいつでも現金を借り入れることができ、返済もショッピングと合わせたリボルビング払いが可能です。
ただ、キャッシングで気を付けなければならないのが、利息です。
ショッピングの場合は購入代金を翌月の一括払いにすると手数料を取られませんが、キャッシングの場合は翌月一括返済でも、1ヶ月分の利息を取られます。
そこで、キャッシングの場合は、1日でも早く返済しないと損をします。
キャッシングの利息は日割り計算になっているため、利用した翌日に返済すれば1日分の利息だけで済みます。
カード会社のカスタマーセンターで手続きすれば、期日前の返済ができます。
そして、両者ではもう一つ大きな違いがあり、ショッピングが割賦販売法の管轄になっているのに対し、キャッシングは貸金業法が適用されます。
貸金業法には総量規制という規定があり、年収の3分の1を超える額の借入ができません。
そのため、同じ貸金業法の管轄である消費者金融のカードローンから年収の3分の1の額の借入契約をしていると、クレジットカードのキャッシングは利用できません。
ただし、ショッピングは貸金業法とは関係ないため、カードローンからの借入額がいくらであろうと、利用限度額までの買い物ができます。