ファーストアプローチができると
朝礼ネタ4418 2021/01/01 コミュニケーションビジネス商品・サービスファーストアプローチとは、接客における店内のお客様への最初に「お声がけ」をすることです。
販売意欲を高めるきっかけとするだけでなく、お客様へ自分をアピールできる絶好のチャンスです。
人の第一印象は、目と目を合わせてから3秒で決まるともいわれていますので、お客様への最初に「お声がけ」をすることは、あなたという人柄を分かっていただくための貴重な時間です。
3秒と聞くとすごく短く感じます。
しかし、初対面の相手と目を合わせてからカウントすると、目線をそらしてしまいたいくらい長いと感じてしまうかもしれません。
私もその一人でした。
「3秒」が、どれだけ大切な時間であるのかに気づかされましたある日の出来事をお伝えします。
通勤の帰り道、ある店の前で、その販売員は店頭で行きかう人々に向かって、笑顔を絶やすことがないように目線を送り続けていました。
私に「いらっしゃいませ」と言ってからも、アイコンタクトを絶やさずにいたのです。
その姿勢と一言には、歓迎の気持ちと気持ちを受け止めてくれるような安心感さえ感じることができました。
「ちょっと立ち寄ってみようかな?」と気持ちまでもが動きはじめていたのです。
ファーストアプローチは、来店されてから始まるのではなく、実はお客様が来店する前から始まっているわけです。
いつも行っている3秒間のアプローチには、自分の気持ちが自分に向いているか相手に向いているかとでは、無意識に行動にも態度にも表れます。
こんなにも受けるインパクトに差があるのだと学ぶことができました。
また、取引先との顔合わせが常に行われているビジネスシーンでは、初対面の方との出会いには、相手に与える第一印象は、後にまで影響する大切なものです。
まずは、相手の瞳に写る自分がどのようなものでありたいのか、考えながら接することを始めてみてください。
次第にあなたを取り巻く環境の雰囲気が良い方向へと変化しているはずです。
その変化がさらなる相乗効果を生み出すきっかけへとつながることでしょう。
どの場面においても、その場の雰囲気は、その場にいる自分たちが作り出していることを忘れずに。
相手にとってまた足を運びたい場所として、信頼感を抱いていただけるように日々改善を重ね工夫をこらしながら、自身をアップデートしていきましょう。