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スーツが会社の制服になった歴史

  朝礼ネタ4367  2021/01/01  591 PV 商品・サービス社会・経済

一昔前までは、会社に勤務する女性は制服を着ていたものですが、近年は私服での勤務が一般化しています。
ただ、男性は相変わらず、スーツの着用が義務のようになっています。

スーツの歴史は19世紀半ばに遡ります。
イギリスでできた「ラウンジスーツ」や、アメリカのブルックスブラザースが作った「サックスーツ」がビジネススーツの前身とされています。

ラウンジスーツはモーニングコートの裾を短くしたもの、サックスーツは段返りの3つボタンになっていましたが、使途は外出やレジャー用でした。

19世紀末から20世紀に入ると、それらのスーツの丈や肩幅、胸幅の仕様が室内用に変化し、アメリカのビジネスマンが仕事着として使うようになります。
その後、ビジネススーツとして世界中に広がります。

日本におけるスーツは幕末末期に始まります。

当時、イギリスやアメリカから入ってきたスーツは2ピースではなく、ベストの付いた3ピースばかりでした。
また、明治時代はまだ和服が主流であり、街で見る洋服は映画で見られるような前後の着丈の長いフロックコートぐらいでした。

大正時代に入って2ピースのスーツが増えてからも、スーツを着用する職業は限定されていました。
スーツを着ているのは主に政府の役人や政治家、学者ぐらいであり、一般市民がスーツを着ることはまずありませんでした。

スーツが広まるきっかけとなったのは軍隊です。
近代的な軍隊を配備するようになったことで洋服の軍服が普及し、それに伴い一般市民の間でも仕事着としてスーツを着用するようになります。

以降、男性の仕事着としてスーツが定着します。

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