妻の誕生日に老舗料亭のうな重をプレゼント
朝礼ネタ4227 2021/01/01 家族・ペット皆さんは奥様の誕生日にはどんなものをプレゼントされていますか?
我がの場合、例年妻の誕生日は、娘にお金を渡し、ケーキと花などのプレゼントを買ってきてもらい贈っていました。
妻の誕生日は7月です。ある日妻が「実家の母親が、今年こそは土用丑の日にウナギが食べたいと言っている」というのです。
その時僕には、おばあちゃんに「ウナギが食べたい」と言わせて、「今年の誕生日はウナギを食べさせろ」と言っているように聞き取れてしまったのです。
今年は春先から新型コロナウィルス感染防止のため非常事態宣言が発出され、いろんなイベントも中止になり、不要不急の外出を避け、自粛生活を余儀なくされていました。
いろんな意味でストレスを感じた毎日でした。
妻は20年以上介護の仕事に就いています。
高齢者のお宅を訪問し、入浴や着替えの介助、食事の準備やベッドメイクなど、訪問介護の仕事をしています。
コロナ禍でも、感染防止の措置を取りながら、比較的感染リスクの高い高齢者宅へ、休むことなく毎日頑張って仕事をしています。
僕は考えました。自粛生活が続き、コロナの恐怖と毎日戦いながら頑張って仕事をしてくれている妻に何をプレゼントしようかと。
こういう時だからこそ、普段食べられないようなおいしいものを食べる事もいいのかなあと。
妻が言っていたように「ウナギのかば焼き」にしようかと妻に打診したところ、 妻は「もちろん」と二つ返事。
それで今年は「ウナギのかば焼き」を振る舞う事にしました。
妻の両親も家に招いて一緒に食べようと話が決まりました。
そして「どうせ食べるならスーパーの中国産ではなく、国産のしかも老舗の味を楽しもう、給付金も入った事だし」と、とんとん拍子に話が進みました。
そこで市内の老舗料亭へ電話をして、一人前7,000円の「ウナ重」を注文しました。
娘は看護師をしていて、医療従事者として頑張ってくれています。世論は「コロナ禍で医療従事者にエールを送ろう」という機運があるため、娘には半額だけもらうことにしました。
誕生会当日、料亭から、一人前7,000円の「ウナ重」が届き、義父母も来て5人で妻のウナギ誕生パーティーの開幕です。食前酒を飲みながら、老舗の味を堪能しました。
コロナ禍という厳しい状況の中で、少しでも心が安らぎ、明日からの活力を見出だしてもらえた時間になったと思います。