朝礼ネタ朝礼ネタ 3分間スピーチの例文集

 

つまらない毎日から脱却する方法

  朝礼ネタ4173  2021/01/01  心理・メンタル

みなさんは、生活の中で「イベント」を意識されていますか。

子どもの頃はお正月にお年玉をもらうことからはじまり、学校の始業式、定期テスト、夏休み、入学式、卒業式、受験…など、自分から特に求めなくてもさまざまなイベントが用意されており、とても忙しくしていたように思います。

しかし社会人になってからはイベントというイベントは意識しないと特にありません。
例えば転職や引っ越しをするなど、自分で方向を変えるときにはそれに向けて準備をしたりしますが、それ以外はどうでしょう。

子どもがいれば別ですが、大人だけの住まいだとどうしてもイベントが少なく、メリハリのない時間を過ごしてしまうのではないでしょうか。

私も、つい何年か前まではそうでした。そして、「何か楽しいことはないかな」と常に言っていたような気がします。

しかし、ここ何年かで気付いたことがあります。

子どもの頃たくさんのイベントがあり忙しく過ごしていたのは、大人が用意してくれていたからなんです。

お正月の集まりも、大人になると面倒になっていかなくなったし、行かないという選択をできる自由がうまれました。
でも子どもの頃にはそんな自由はなく、大人についていくしかありませんでした。

定期テストは、私たちの学力をはかるため、さまざまな大人たちが考えて作ったシステムです。
それをなくしてもきっと生きてはいけるけど、テストがないなら勉強しないという子どもが大半ではないでしょうか。

春に桜を見なくても生きていけるけど、足を運んで見てみたらきっと、心が洗われるような気持ちになるんじゃないでしょうか。

勉強をしなくたってここにいるだけで、今日も明日も仕事はできるけど、
試しにひとつ何か勉強してみたら、今日とは違う社内の景色を見ることができるんじゃないでしょうか。

大人になったら、自分でイベントを作らないと、メリハリなんてうまれないんです。待ってるだけじゃ、楽しいことなんて起こらないんです。

大人になってからもうずいぶん経ちましたが、やっと私はこのことに気付きました。

そして、今は些細ではありますが、季節を楽しむ工夫をしています。
お正月は簡単でいいからおせちを作ろう、春は近場でいいから桜を見に行こう、夏は暑さを感じるために少しだけ外に出てみよう。

これを意識しだしてから、私の日常はとても楽しいものに変わりました。
できる範囲の楽しいことを考えて探して実行する、たったこれだけで、
「楽しいことないかな」と言っていた少し前の自分とは大違いのいきいきした毎日を送っています。

気になることは調べてみる、勉強してみる、こういう気持ちでももちろんいいと思います。

みなさんも今日から、自分の過ごす毎日の中に何かイベントを作ってみませんか。
イベントを作れるのは、大人の特権です。
その先にはきっと、充実した日々が待っているはずです。

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