ものには常に裏がある
朝礼ネタ3795 2021/01/01 社会・経済趣味基本的に超高配銘柄というのはその株にはそれ相応の理由・リスクがあってその利回りになっています。ですから、高配当銘柄だといって株式投資素人が「高配当をもらいながら値上がりを待つ。」という風に安全第一の投資でそのような銘柄を購入するのはいったん立ち止まって考え直した方が懸命だと私は思います。
なぜならば、その会社の株価だけが何の理由もなくが高配当になるということはないからです。何も高配当銘柄になる理由がないということは、株価は適当な株価のままで推移しているに決まっています。しかし、投資を始めたばかりの人は、この高配当にばかり目がいってしまい、どうしてこの銘柄が高配当銘柄になっているのかという背景を積極的に探ろうとしません。
もちろん、この株だけでなく市場全体が一時的に下げた結果として、どの銘柄も高配当になるというときもありますが、このようなときは市場全体が平均して高配当銘柄だらけなので問題になりません。私が問題にしているのは、市場平均よりも突出して高配当銘柄のことを言っているのです。
このような話は何も市場だけの話ではありません。ビジネスの世界でも似たような話はあります。しかし、やはりいっけんよさそうに見えるものほど実は裏があるということが多いのです。ただ、そのようなものにあえて勝負して結果的にリスクが表面化しなければ、けっこう大きな利益がでることもあるので、無理のない金額でならそれらに勝負するもの「あり」といえばありです。
しかし、私の経験上できればこの手のギャンブルのようなものに手を出してすとトータルで考えればやらない方がいいのではないかとも最近は思います。