チョットした努力と怠慢の差
朝礼ネタ3710 2021/01/01 ビジネス身近な法則1.01と0.99の法則をご存じでしょうか。
今の自分の力を1として、わずか1%毎日努力を続けていれば、1年後365日後にはその力が約38倍になるというものです。
逆に1%怠けていると、その力は約3%まで落ちてしまうことです。
どうしてそうなるかというと
現状が1なので1%の努力で1.01、これを365日続けるので、計算としては1.01の365剰で37.8です。
約38倍です。
また、1%怠ける時は0.99、これを368日続けるので0.99の365剰で0.026です。
約3%です。
わずか1%努力するか、怠けるかによって38と0.03でなんと1,500倍もの差がつくことになります。
日々の努力がいかに大切かということを表していると思います。
一方で、そんなに?という疑問も湧きます。
例えば、今腕立て伏せが100回できるとします。
毎日毎日1%頑張るとすると
今日は101回、明日は102回、明後日は103回と1%ずつ頑張っていきます。
20日後には1.01の20剰なので122回、1カ月後では1.01の30剰で135回となり1カ月で35回多く腕立て伏せができることになります。
この段階で35%もアップしていることになります。
逆に言うと、1カ月後では最初に比べて35%も努力しなければいけないことになります。
2カ月後ではどうなるかというと1.01の61剰で183回、3カ月後では1.01の91剰で247回です。
3カ月で約2.5倍です。
さすがに、疑問符だらけになってきます。
しかし、この法則チョットした努力と怠慢が大きな差を生んでくるということ、たった1%の努力でも積み重ねるのがいかに難しいかということを、如実に表しているのではないでしょうか。
日々の努力の大切さを教えてくれるものだと思います。