”ゴールデンウイーク”・”春の大型連休”、あなたはどっち?
朝礼ネタ347 2021/01/01 5月メディア・ニュース4月といえば、入学式・お花見と心がワクワクするようなことの多い季節ですが、皆さんが一番心待ちにしているのが、ゴールデンウイークじゃないでしょうか。
ゴールデンウイークというと昔は5月というイメージが強かったですが、今では4月29日の昭和の日から始まるので4月の行事と言ってもいいんじゃないでしょうか。
4月29日は私が子供の頃は「天皇誕生日」でしたが、1989年から2006年までは「みどりの日」、それ以降は「昭和の日」なので、いまだに「みどりの日」とかいう人たまにいますよね。
お気づきの人もいると思いますが、NHKのニュースでは”ゴールデンウイーク”って言わずに”春の大型連休”なんて表現します。
これはゴールデンウイークという言葉は、昭和20年代に大映という映画会社が春の連休中に観客動員を増やすために考えたキャッチコピーだったからだそうです。
その後ゴールデンウイークという言葉は一般的に使われるようになりましたが、NHKとしては一会社や業界の宣伝になりかねない言葉を使うわけにはいかずに”春の大型連休”なんて表現をしているわけです。
皆さん、”春の大型連休”なんて言葉使います?
家族や友達に「春の大型連休どこか行くの?」なんて普通言わないですよね。
「今度のゴールデンウイークはどうするの?」とか言いますよね。
NHKのアナウンサーの人たちは社内で同僚と話をする時でも”春の大型連休”って言ってるんでしょうか。
NHKが”ゴールデンウイーク”という言葉を使わないのには他にも理由があるそうです。
1970年代の石油ショック以降「のんきに何日も休んではいられないのに、なにがゴールデンウイークだ」という抗議があったそうです。
私としてはなんか怒りのぶつけ先が違うように思うんですが。
”ゴールデンウイーク”であれ”春の大型連休”であれ、みんな楽しみにしているでしょうから、充実した休みにしたいですね。