4つの「じんざい」
朝礼ネタ306 2021/01/01 教育経営今日は4つのじんざいについてお話ししたいと思います。
私が考えるじんざいには、4つあります。
まず一つ目が、人に罪と書いて、「人罪」その人がいるだけで周囲の人が迷惑する、組織にとって必要ではない人間。
周りの足を引っ張り生産性のない人間のことです。
2つ目に、人がそこに在ると書いて、「人在」。
一つ目の人罪に比べれば存在価値はありますが、組織にとって可もなく不可もなく、いてもいなくても同じような人のことです。
人件費が発生するだけ、組織にとってはメリットがないでしょう。
3つ目に人の材とかいて「人材」。
これは皆さんご存知の人材です、組織にとって必要であり組織にリターンをもたらしてくれる、周りの雰囲気をよくする能力を持った人のことです。
周りに愛を与える素晴らしい人です。
そして最後の4つ目、これは財産の財にで「人財」。
会社になくてはならない、いてもらわなければ困る人、いなくなられるとまずいくらいに組織にリターンを与えてくれる人のことです。
皆さんは財産の人、人財を目指して日々切磋琢磨されておられます。
中には私のように自分は組織にとって罪の人であると自覚しておられる方もいるでしょう。
しかし!大切なのは次のステージを目指すその心意気であって、今現在「人罪」や「人在」である人を排除してはいけません。
そういう人たちもいてこそ成り立っている組織なのです。
全員が「人財」になれれば素敵なことですが、現実的には無理があります。
しかし、すべての人が人財になるがごとく努力することはできます。
次のステージの「じんざい」になれるよう、今日一日を頑張ることが重要であると考え、本日の私のスピーチを終わらさせていただきます。