春植えざれば秋実らず
朝礼ネタ278 2021/01/01 4月故事ことわざ寒かった冬も過ぎ去り、いよいよ4月がはじまりました。
私の家の鉢植えも何の花かわかりませんが、知らない間に春を感じて芽を出しはじめています。
今日出社する途中、新しいランドセルを背負った小学生や、真新しい制服に身を包んだ中学生、高校生を目にしました。
新しい年度になったんだなと思いました。
この4月になって思い出したことが一つあります。
私は、この正月に「今年は何か新しいことを一つしたい」と思ったことです。
寒い冬の中でその思いも凍って、結局今まで何もしていなかったのです。
今日、目にした小・中学生や高校生を見て、ふと、このことを思い出しました。
「春植えざれば秋実らず」ということわざがあります。
何もしていないのによい結果だけを求めることはできない、という意味だそうです。
春に植え付けをし、水や肥料などさまざまな世話をしてやっと収穫ができるように、まず行動し、努力を継続し、はじめてその成果が得られるということなのだと思います。
農業のことは詳しくはわかりませんが、この4月以降日本全国の多くの農家の方々は、秋の収穫を目指して種蒔きや植え付けをされることと思います。
私もこの春に何かをはじめたいと思っています。
秋になっても実のらないかもしれませんが、まず、春に植えることが大切なのだと思います。
自然界のすべてのものが動き出そうとするこの春に、「春植えざれば秋実らず」ということわざを胸に、皆様方も動きだしていただければ幸いです。
これで、私の挨拶を終わります。