ヒトは1日後に67%を忘れる。エビングハウスの忘却曲線
朝礼ネタ2591 2021/01/01 自己啓発学生時代、テスト勉強は一夜漬けタイプでしたか?日々のコツコツタイプでしたか?
テスト前にあれだけ勉強したのに、翌日のテスト当日には勉強した割に覚えていなかった
といった経験はございませんか?
個人差はありますが、実はヒトは1日たつと67%を忘れると言われています。それをエビングハウスの忘却曲線と呼んでいます。
もちろん1日、2日と時間がたてばたつほど忘れてしまうのは言うまでもありません。
そこで学習したことを忘れないため、記憶を定着させるために「復習」と言う行為があります。
予習、復習が苦手だった方も多いかもしれません。
エビングハウスの忘却曲線を元に、最適な復習のタイミングというのが導き出されています。
それは学習したことを24時間以内に10分間復習すること、だそうです。
これでなんと記憶の定着率が100%になるそうです。
その後次第に記憶は薄れていきますが、次は1週間以内に5分の復習で記憶定着の効果があるのだそうです。
つまり、ヒトは忘れてしまう、これは人間の脳の構造上致し方ないのですが、復習により記憶の定着を大幅に改善できるということが研究で分かっています。
仕事でもスキルアップのための勉強でも、なかなか物事を覚えられないという方は、
もちろん年のせいなどといったことも多少あると思いますが年のせいと決めつけてしまうのではなく、エビングハウスの忘却曲線を参考にして、
その日24時間以内に10分の復習を一度お試しになられてはいかがでしょうか?