日常に活かせる、スキューバダイビングにおける『レスキュー』の考え方
朝礼ネタ2500 2021/01/01 安全規則・ルール私はスキューバダイビングをやっています。レスキューダイバーコースという民間資格があるのですが、
今日はそこで習った、日常に活かせるレスキューの考え方を紹介したいと思います。
この資格を持っていると、ダイビング中、または日常生活の中で、例えば倒れてしまっている人を見つけたら、
できる限り助けることが求められます。
過失責任についての法律は各国で違うので注意ですがざっくりのお話をします。
私たちの仕事の中でも、助けが必要な人に出会うことは少なくありません。簡単に言えばその時に、ためらわずに助ける意思を持ちましょうというお話です。
レスキューでは、まず声をかけます。「大丈夫ですか?」そして相手に意識があれば、「助けが必要ですか?」と確認をします。
何か助けてほしいという依頼があれば、できる範囲で助けたり、さらに手伝ってくれる人を探すなどして対応します。
もう一つ、自分の安全を確保した上で助けるべきということも習います。
なので、自分の安全が確保されている、つまり仕事では、自分の手が空いているならば、助ける意思表明をすればいいのです。
自分がいっぱいいっぱいなら、助けられなくても仕方ない。
こう割り切った上で、余裕があるならば相手に助けが必要かを確認し、
そして必要ならば助ける。
このようにパッパと状況に沿ってスピーディに判断をしていくことで、
いざという時に慌てず、葛藤せず、自分も安全に、極力相手が必要としている助けを提供することができるのだと思います。
当たり前に思える部分かもしれませんが、意識して助け合う文化ができていったらいいなと考えています。