新しいことを記憶に残すには順番が大切
朝礼ネタ2209 2021/01/01 故事ことわざ「右から左」という言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
物事ややり方などが、自分の中で留まらずにどこかいっていまうことの例えとしてよく使われます。
これはなぜ「左から右」ではなく、「右から左」なのでしょうか。
人間の脳には右脳と左脳という2つでわかれております。
右脳は具体的な表現に反応し、左脳は理屈な表現に反応します。
「右から左」は、右脳から左脳の順番で記憶すること。
「左から右」は、左脳から右脳の順番で記憶すること。
これらに当てはめてみます。
エクセルの使い方で例えてみましょう。
使い方を教わる際、具体的な活用場面を先に連想した後、計算式を覚えます。
これが右から左。
逆に計算式を覚えた後、具体的な活用場面を連想します。
これが左から右
これらを比較すると、圧倒的に後者の方が自分の記憶に残るのです。
逆に前者の場合は、記憶に残りにくくなります。
このことから「左から右」ではなく、「右から左」という物事の例えとなっております。
というのは、あくまで私の中で生み出した仮説です。
実際に調べてみると、単純に日本語の文章は右から読みますよね。ということが語源のようです。
結果的には、私の仮説と語源は全く違いましたが、「右から左」という言葉の語源を私は忘れることはないと思います。
ふとして思いついた事を、調べる前に自分の中で考えたことでより頭の中に残りました。
実はこういうことが、「右から左」となる事を防ぐ1つの方法ではないでしょうか。
皆さんも何か気になったことができた際には、一度自分の中で仮説を立ててから、調べたり聞いたりしてみたらいかがでしょうか。
以上をもちまして、本日のスピーチとさせていただきます。