介護脱毛という言葉をご存知ですか?
朝礼ネタ2163 2021/01/01 メディア・ニュース今や人生百歳時代であるとか、後期高齢者の割合も年々増加の一途をたどっていますが、そんな日本の超高齢社会において登場した言葉が「介護脱毛」です。
「介護脱毛」とは、中高年の女性の間でブームになりつつある現象であり、自分が介護を受ける側になった時に、排泄の世話で介護してくれる人にできるだけ迷惑がかからないようにしたいという思いであったり、自分で身動きが取れなくなったときに恥ずかしめを受けたくないといった希望を声にしたサービスであると言われています。今のうちに気になるムダ毛の永久脱毛を受けておこうということを指しているものです。
ところがそんな「介護脱毛」にも期限があるとのことを耳にしました。脱毛技術はレーザーなどを使用する施術が一般的になりますが、その仕組みとして、レーザーが黒い色にしか反応しないというところに注意が必要なのです。すなわち、体毛が白髪になってしまってからでは受けることのできないところから、介護脱毛を希望される場合、体毛がまだ黒い40~50代のうちに施術を受けておく必要があります。
レーザー脱毛の普及とともに、このメカニズムを知っている人による、脱毛できる最後のチャンスであるからと駆け込み需要も生まれているそうです。
とはいえ、なんかでも早いうちから不安を煽って、お金を出させようといった魂胆や趣旨も見え隠れしないでもないものであり、安易な気持ちで介護脱毛を受けるべきではないということも言えなくないと思います。
もっとも、コンプレックス産業全般が、そうしたところで隆盛を極めてきたということもまた事実ではあります。