昭和58年の国語辞典を見て驚いたこと。

  • 追加
  • 私的、公的を問わず、「介護」に携わっている方は、益々増えていることと思います。

    私が親の介護で悩んでいた時に、ケアマネジャーさんが、昭和58年の国語辞典を私に手渡し、「介護という言葉の意味を調べてみてください。」とおっしゃいました。

    すると、介護という単語は載っていなかったのです。ケアマネジャーさんのくださったプリントを引用しますと、次のように書いてありました。

    介護という単語が法令上で確認されるのは、1892年の陸軍軍人向けの、恩給の給付基準としての概念だったようです。

    しかしその後、一般的な言葉として使われることはなく、介護用品メーカーであるフットマーク株式会社により、「世話をする側とされる側のお互いの気持ちの交流を考えて『介助』と『看護』を組み合わせて作った造語」として昭和59年に商標登録され、一気に広まることになったと言われています。

    つまり昭和58年には介護という概念がなかったというのです。ケアマネジャーさんは、続けてこう話しました。

    「そんな新しく生まれた分野に携われば、悩むのは当然です。正解も不正解もありません。今、あなたが一生懸命に考えて介護したことが、あなたにとっての正解なのです。」

    「あなたの介護が、介護という新しい分野の歴史を作る作業なのです。思い切り悩んでください。思い切り悔やんでください。そして、介護の世界に後を追って入ってくる後輩達に教えてあげてください。一緒に歴史を作ろうと。」




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