バカ食いしているとバカになりますよ
朝礼ネタ2002 2021/01/01 健康食事皆さんはインスリンという単語を聞いた事がありますか。これは体の重要なある働きを助けるホルモンの名称です。
皆さんが食事をすると炭水化物や糖分は分解されて、ブドウ糖の形で血液中に入ります。すると血液中の糖が増え血糖値が上がります。
ブドウ糖は体の各器官が働くエネルギー源になり、余分はエネルギー不足に対応する為にそれら器官の内部に蓄える事になりますが、その働きを助けるのがインスリンです。
インスリンが分泌されなければ血中の糖を体が使う事が出来ないのです。
ところでバカ食いをするとそれだけ多くの糖分が血液中に急増し、それを処理する為により多くのインスリンが必要になります。
しかしインスリンも無制限に分泌されるわけではないので、優先順位としてまず身体全体の維持の為にインスリンが使われます。
この時優先順位が低いのが脳なのです。一時的に脳での糖の消費が制限される事になります。
そして常にバカ食いをしているとその制限が常態化するわけで、すると徐々に脳神経が死滅して行きます。
脳神経が死滅すると当然バカになり、これを状態を放置していると老後に認知症を発症する確率がグンと増えるのです。
ポイントは血糖値の急上昇を避ける事。
いきなりの食事制限は苦しいでしょうから、せめて食べる物の順番を工夫してみます。
糖質の元である炭水化物や糖分は後回し。先に野菜から食べ始めましょう。そうすれば血糖値の上がり方がましになります。結果インスリンに余裕ができて脳にも使えるわけです。そして徐々に食事の量や内容を修正していきます。
いずれにしても、バカになりたくなかったら、バカ食いはやめましょう。