3月3日は桃の節句でひな祭りの日
朝礼ネタ200 2021/01/01 3月風物詩・季節行事今日は、3月3日桃の節句、ひな祭りの日です。
最近では、この時期になると全国各地で百段(ひゃくだん)以上もあるひな段を飾るニュースが流れて、
「この間お正月が終わったばかりなのに、もうひな祭りの時期になるのか」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
ひな祭りというと、女の子の節句(せっく)というイメージがありますが、
もともとは、冬を超えて春先に農作業をはじめるにあたり、肉を食べることを控えたり、日常的な行為を控え、
身に罪やけがのある人は、身体(からだ)を洗い、身を清めて川などに流す行事として昔から行われていました。
近年では、女の子の節句という認識が強くありますが、昔は男女ともに参加していたようです。
女の子のお子さんがいるご家庭では、ひな祭りの食事の準備をしなくては。
おひなさまを飾ったばかりなのに、もう片付けなくては。
とご家族の方々は忙しい日なのかもしれないですね。
ひな祭りをはじめ、日本には節句やあらゆる年中行事がありますが、日々の忙しさに追われてしまって、行事が簡素化されている風に感じます。
改めて、日本の年中行事を思い起こして、日々食することへの感謝や、家族が健やかに過ごせるよう皆で祈ることも大切だと思います。
中にはご家族と離れて暮らしている人もいると思います。
おひな様を飾ることだけでなく、自分にも幼少期に家族と一緒に過ごした年中行事を思い出します。
たとえ用事がなくても、今日のこの日を良い機会と思って、昔ご家族と一緒に過ごした節句のことを思い出しながら、電話で元気な声を聞いてもらうことも、節句の過ごし方としてとても良いと思います。
みなさんそれぞれの3月3日の桃の節句を過ごしてみて下さい。